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 単身赴任一人暮らしの人を中心に、住まいの家電レンタルリースに人気がありますが、その家電の中でも人気メーカーの一つが東芝の家電です。

 大手家電メーカーである東芝は、冷蔵庫、電子レンジ、IHクッキングヒーター、調理器具といったキッチン用家電から、洗濯機・衣類乾燥機、アイロン、掃除機、食器洗い乾燥機といった掃除・洗濯用家電、エアコン、加湿器・除湿機、空気清浄機、扇風機といった空調用家電、ドライヤーなどの生活用家電、その他照明用家電や電池までを製造販売する総合家電メーカーです。家電製品以外にも、パソコンや携帯電話のデジタル機器、半導体から小型燃料電池、SEDと呼ばれる薄型ディスプレイなどの電子部品や、上下水道、ビル、公共施設などの社会インフラシステムから人工衛星まで電気、電子関連の事業中心に幅広く事業を展開しています。

 東芝の歴史を遡ると、2人の偉大な発明家にまで遡ることができます。一人は、巧妙なからくり人形を作り、からくり儀右衛門の異名をもつ日本の発明王の田中久重氏で、もう一人は日本のエジソンとまで呼ばれた藤岡市助氏です。二人は、明治の世にそれぞれ会社を興し、田中氏は計測機器や工作機械を製造する「田中製造所」。藤岡氏は白熱電球を製造する「白熱舎」で、この2社が東芝の源流となります。

 田中製造所は、日本初の水車発電機、誘導電動機(モータ)の製造を開始します。また、日本初の電気洗濯機、家庭用電気冷蔵庫、電気掃除機なども開発します。一方の「白熱舎」も、日本初のX線管、ラジオ用送信管や二重コイル電球、ブラウン管試作、ラジオ受信機などの製造を開始します。両社とも、日本初の製品を数多く世に送り出していました。

 また、白熱舎は1896年に、日本初の高層建築物の凌雲閣(浅草十二階)に日本で初めての電動式エレベーターを設置しました。この設置を記念して、11月10日はエレベーターの日に制定されています。

 そして、昭和の時代に入り、軍需景気に沸く頃、当時の東京電気(白熱舎)の社長の山口喜三郎は壮大な構想を考えます。重電の「芝浦製作所(田中製造所)」と弱電の「東京電気」を合併させ、アメリカのGEのような総合電気メーカーを誕生させようとします。1934年にその構想が現実のものとなり、総合電気メーカー「東京芝浦電気」が誕生しました。

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